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未破裂脳動脈瘤に関する血管内治療(コイル塞栓術)と開頭手術(クリッピング術):リスクの比較

目的:
開頭手術(クリッピング術)と血管内治療(コイル塞栓術)のいずれの治療法でも治療可能と判断された末破裂脳動脈瘤の患者における両治療法のリスクの比較をする。

方法:
盲検化された後向き研究によって、カリフォルニア州立大学サンフランシスコ病院での未破裂脳動脈瘤130症例について、開頭手術(クリッピング術)と血管内治療(コイル塞栓術)を比較しました。患者さんの年齢、過去の病歴、症状、カルテ要約および手術前のX線画像に見られる徴候などが、脳神経外科医と神経放射線科医に提示されました。

結果:
結果:
開頭手術 (n=68)
血管内治療 (n=62)
Rankin Scale 悪化が 2以上
25 %
8 %
入院期間(日数)
7.7
5.0
医療費
$38,000
$33,400
新症状 / 機能障害(平均 3.9年経過時点) 
34 %
8 %
回復期間
1 年
27 日
結論:
未破裂脳動脈瘤のコイル塞栓術は、クリッピング術と比べて合併症の減少と回復期間の短縮が認められました。
Johnston SC, et.al. Ann Neurology. 2000; 48:11-19.